家でのパン作りの魅力

ご家庭で、出来るパン作りの良い所は、焼きたてをその場で食べられる事です。近頃、パンの高級化に
ともない、色々な菓子パンがお店で良くみられるようになってきました。このようなドイツのパンやフランスの
パンと一緒に、近代ベーカリーの中心といえるまでに広まりました。ところが残念なことに、その内容は優秀
である一部のメーカーとかイーストアベーカリーの製品を除いた、ピンからキリまであって、欧米のマネを
したパンが沢山見うけられます。日本人の好みにあった味を考えていくことはとても大切なのですが、悪までも
改良であって、本来の味を損なってはいけないと思います。しかし家庭でこそおいしく焼けるパンなどもあります。
想像力を膨らませながら、パンの生地を捏ねるのが、とても味わいの良いパンを生みだすコツです!

手で捏ねてパンを作る

<実際にパンを作ってみたけどあまり美味しくなかったなぁ・・>【焼きたての時は良かったけれど時間が経過
したら石のように硬くなってしまった・・】とい方がよくいらっしゃいます。生まれて初めてパンを焼いた方の
失敗の原因のほとんどは、(こねの不足)だと思われます。書籍とかには、(10から15分こねる)なんて書いてあるん
ですが、(そのような記述じゃわからないな)と思います。パンというのは、コネが重要なのです。自分が手でこねて
やってた頃は、思いっきり、たたきつけたりひっぱったり、めっちゃ力を込めて30分こねていました。30分は、
少しやりすぎかもしれないけど、素人のこね方で15分位はどう考えても少ないと私は思いますね。書籍にはよく、
<ちょっと引っ張ってみて薄い膜が張るくらい>と書いてありますが、こねるのを続けると、全体的に弾力が出て
『伸びるのが硬くなってくる』パンの表面が滑らかになり、ガムみたいな感覚になります。そういうふうにこねた
パンは、粘りがあり、次の日になっても柔らかい『とはいうものの、当日よりは劣りますが・・』うまいパンになるのです。

パンを作った後の保存方法

とにかくパンは新鮮さが大切ですよね。フランスパンが美味しく食べられるのは、だいたい6時間以内といわれています。
焼き立てのうちに食べるのが一番良いですよね。食べきれない時に役立つ保存法、古くなってしまったパンの利用方法を
紹介しますね。味を損なわないためには、焼き立てのパンをすぐに冷凍することが大切ですよ。冷凍する時はなるべく
空気に触れないようにキッチリとラップに包みます。さらに匂いや霜がつかないようにビニールで包みます。一食分ごと
に分けておくと後で便利です。食べる時は自然に解凍してから焼くと良いです。その時、染み出した水分がパンに触れない
ようにして、自然解凍の時にパンを布でくるませておくとよいでしょう。それから、パンは大きい物の方が日保ちしやすいです。
ライ麦パンは2日から3日は冷凍しなくても美味しく食べられますよ。

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